お供え

Offerings

至心のおもてなし

―大切な方を想い、整える、まごころのごはん―

「もしも故人が、今そこにいるとしたら」という想いを込めて。

お供えの基本は、「五供(ごく)」と呼ばれる5種類「香=お線香」「華=お花」「灯=ろうそく」「水=お水」「飲食(おんじき)=お仏飯など」です。 年忌法要や祥月命日、月参りの際には、「お霊供膳(おりくぜん)」や「積み団子」もなるべくお供えしましょう。

「必ず供えなければいけないの?」と迷われる方もいらっしゃいますが、もし故人が生きていたとしたら、「ごはんを用意しなければいけないの?」とはなりませんよね。月に一度、あるいは年に一度の特別な日には、大切な家族のために心を込めてお供えを準備することをお勧めいたします。

お霊供膳

お霊供膳(おりくぜん)の種類と配置について

お霊供膳(おりくぜん)の
種類と配置について

お膳を準備するときのコツは、「自分が食べる時と同じように並べる」ことです。まずは、自分からみて以下の配置で並べてみてください。

  • 手前: 左側に①「ごはん(飯椀)」、右側に②「お汁(汁椀)」を置きます。

  • 奥側: 左奥に③「煮物などの主菜(平椀)」、右奥に④「香の物など(高皿)」を置きます。

  • 中央: 真ん中に⑤「和え物などの副菜(壺椀)」を配置します。

お供えする時の大切なポイント

すべて並べ終えたら、お膳の正面が仏様側を向くように、ぐるりと180度回転させてお供えしてください。

「自分が食べる時のように作ってから、仏様にお出しする」という手順で進めると、間違いがなくスムーズにご準備いただけます。

副菜の食器の高皿(④)と壺椀(⑤)の配置は、宗派や地域によっても変わることがありますが、中央院では写真の配置を基本とします。

曹洞宗 お供え お霊供膳 (おりくぜん)
曹洞宗 お供え お霊供膳 (おりくぜん)

180°回転

曹洞宗 お供え お霊供膳 (おりくぜん)
曹洞宗 お供え お霊供膳 (おりくぜん)

積み団子

積み団子の作り方とお供えの作法

積み団子の作り方と
お供えの作法

法事やお盆などの特別な日には、手作りの「積み団子」をお供えしましょう。少し手間はかかりますが、心を込めて作るプロセスも大切なご供養のひとつです。

1. 生地を作る

上新粉に少しずつお湯(または水)を加えながら練っていきます。「耳たぶくらいの硬さ」を目安に、しっとりとまとまるまで丁寧に練り上げてください。

1-1上新粉に少しずつお湯(または水)を加える
1-1
上新粉に少しずつお湯(または水)を加える
1-2「耳たぶくらいの硬さ」まで練り上げる
1-2
「耳たぶくらいの硬さ」まで練り上げる

2. 大きさを揃えて丸める

きれいに仕上げるコツは、団子の大きさを揃えることです。生地を細長く伸ばし、あらかじめ必要な数(左右各35個、合計70個)に均等に切り分けてから丸めると、バランスよく積み上がります。

2-1
均等に切り分ける
2-1
均等に切り分ける
2-2
丸める
2-2
丸める

3. 積み上げる

中央院では、左右の片方を35個5段重ねの一対、合計70個でお供えするのが基本です。

  • 一段目(底): 15個を、一辺が5個の「正三角形」になるように並べます。

  • 積み方: その上に順に重ねていき、5段に積み上げます(片方につき35個となります)。
    ※お供えするスペースや器(高坏)の大きさに合わせ、4段や3段に調整していただいても差し支えありません。

3-1一辺が5個の「正三角形」になるように並べる
3-1
一辺が5個の「正三角形」になるように並べる
3-2
5段になるまで積み上げる
3-2
5段になるまで積み上げる

4. 蒸し上げる

積み上げた状態のまま蒸し器に入れ、約20分間蒸し上げます。 蒸し上がったらすぐにうちわで扇いで一気に冷ましてください。こうすることで団子に美しいツヤが出て、形もしっかりと安定します。

4-1約20分蒸し上げる
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約20分蒸し上げる
4-2うちわで扇いで照りを出す
4-2
うちわで扇いで照りを出す

5. お供えする

お供えする際は、三角形の「とがった角」を自分たち(手前)側に向けて置いてください。

5-1
とがった角を手前にして供える
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とがった角を手前にして供える
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